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手術動画
1. 鏡視下バンカート修復術
肩関節脱臼(亜脱臼)による肩関節不安定症に対する手術です。
手術時間の目安:1時間
2. 鏡視下前十字靭帯再建術
前十字靭帯断裂に対する手術です。当院では特別な理由がない限り骨付き膝蓋腱を用いた靭帯再建法(rectangular BTB)を行っています。
手術時間の目安:1時間30分
3. 鏡視下半月板縫合術
半月板断裂に対する手術です。当院では半月板縫合術の全工程を鏡視下で行っており、一部を観血的手技が必要ないわゆるinside-out法は行っておりません。
手術時間の目安:1時間
4. 鏡視下半月板部分切除術
縫合不可能または縫合可能であっても癒合の期待できない半月板断裂に対する手術です。切除範囲は最小限にとどめます。
手術時間の目安:30分
5. 鏡視下腱板縫合術
腱板断裂に対する手術です。断裂の大きさにより手術の難易度は大きく異なります。
手術時間の目安:1−2時間
6. 鏡視下足関節制動術
足関節外側靭帯断裂による足関節不安定症に対して行う手術です。
手術時間の目安:1時間
7. 鏡視下三角骨摘出術
三角骨と呼ばれる余剰骨が原因の「足関節後方インピンジメント症候群」に対する手術です。
手術時間の目安:30分
8. 鏡視下ECRBリリース
上腕骨外上顆炎(いわゆるテニス肘)に対する手術です。原因となっている短橈側手根伸筋腱(ECRB)の切離とECRB付着部の切除を行います。
手術時間の目安:30分
9. 鏡視下骨折整復固定術・肩
肩関節脱臼に伴う骨折(関節窩骨折)に対する手術です。
手術時間の目安:2時間
10. 鏡視下鎖骨遠位端切除術
外傷その他の原因による肩鎖関節の痛みに対する手術です。
手術時間の目安:1時間
11. 鏡視下三角靭帯縫合術
足関節内側靭帯(三角靭帯)断裂に対する手術です。通常、外側靭帯断裂や足関節骨折に対する手術で内側の安定性が改善しない場合に追加することがあります。
手術時間の目安:+30分
12. レンプリサージ法
肩関節脱臼(亜脱臼)による肩関節不安定症に対する鏡視下バンカート法の補強術として追加することがあります。
手術時間の目安:+30分
13. 鏡視下後方関節包リリース
膝関節線維症による膝伸展制限(屈曲拘縮)に対する手術です。15度程度までの可動域制限が良い適応になります。
手術時間の目安:1時間
14. 鏡視下棘下筋回転移行術
通常の方法で縫合不可能な広範囲腱板断裂に対して行う手術です。当院では全工程を鏡視下に行っています。
手術時間の目安:2時間30分
15. 鏡視下肩関節授動術
肩関節拘縮に対して行う手術です。
手術時間の目安:1時間
16. 鏡視下沈着石灰摘出術
肩の石灰沈着性腱板炎に対する手術です。摘出後に生じた腱板断裂部はアンカーを用いて修復します。
手術時間の目安:1時間
17. 足関節不安定症の術前後比較
足関節不安定症に対する鏡視下足関節制動術の術前後のレントゲンを比較した動画です。術後に不安定性が改善されている様子がわかります。
18. ノットタイイング
よく聞かれる質問に「関節鏡を使ってどうやって手術するんですか?」というものがあります。関節鏡手術における重要な技術の一つが「ノットタイイング(糸結び)」です。関節の外で結び目を作り、その結び目を関節の中に送り込みます。結び目を首から離れたところで一旦結んでから首の前に移動させるネクタイ結びに似ています。
19. ACL断裂徒手診察法
前十字靭帯断裂の徒手診断法です。前半がラックマンテスト、後半がピボットシフトテスト(Nテスト)です。
20. 足関節後方への鏡視下アプローチ
足関節に対する後方からのアプローチ法です。 長母趾屈筋腱の外側、後距腓靭帯の近位で後方関節包を開窓して関節内へ入ります。距骨後方にある骨軟骨損傷や遊離体の処置などに有用です。
21. 鏡視下分裂膝蓋骨切除術
分裂膝蓋骨に対する手術です。全ての工程を鏡視下に行うことにより筋腱の付着部を傷つけることなく分裂骨片を切除できます。
手術時間の目安:30分
22. 膝関節後方への鏡視下アプローチ
膝関節後方への鏡視下アプローチ法です。顆間窩の内側壁を一部切除することにより膝関節後方の視野や、縫合などの処置を行うスペースが確保できます。内側半月板後角断裂など後方関節腔での処置を要する場合に有用です。
23. 鏡視下膝PLRI制動術
膝関節の後外側回旋不安定症(PLRI)に対する手術です。侵襲や合併症が少なく回復も早いという利点がありますが、半月板の正常な動きを制限するため長期的な予後は現時点で不明である、という欠点があります。
手術時間の目安:1時間
24. 内側半月板後角断裂の修復
内側半月板後角断裂に対する鏡視下手術です。断裂部が膝関節後方にあり通常の方法ではアプローチできないため、後内側と後外側にポータルを作成してアンカーを用いた修復を行います。
手術時間の目安:1時間
25. 上腕二頭筋長頭腱炎に対する手術
上腕二頭筋長頭腱炎に対する手術です。一般的には腱切離や腱固定を行いますが、当院では上腕二頭筋長頭腱(LHB)に変性が乏しい場合、LHBの滑走障害を改善するために上腕横靱帯を切開します。
手術時間の目安:1時間
26. 膝の傾斜病変(ramp lesion)に対する手術
膝の傾斜病変に対する手術です。後外側ポータルから鏡視しながら後内側ポータルを使用して修復します。
手術時間の目安:1時間
27. arthroscopic repair for lateral collateral ligament of the knee
膝関節外側側副靭帯断裂に対する手術です。他の靭帯損傷など関節内外の病変を合併していることが多く、必要に応じて2回以上に分けて手術を行うことがあります。
手術時間の目安:2時間
手術時間について
手術室入室後に麻酔医が麻酔を開始し、手術体位をとり、患部の消毒をして手術を始めます。また手術が終わったら麻酔から覚醒させ、身体をきれいにしてから退室するので、手術室に入ってから出てくるまでの時間は「手術時間の目安」に1時間30分程度を合わせた時間となります。例えば「鏡視下前十字靭帯再建術」であれば、3時間程度手術室の中にいることになります。