芦屋中央病院はレスパイト入院を推進します
レスパイトとは休息を意味する英語です。
日本では主に医療・介護・障がい・育児の分野で使われています。
芦屋中央病院は「医療」と「介護」の垣根のない連携を目指しており、地域医療が取り組むべき「レスパイト=休息」の必要性を考えてきました。
レスパイト入院とは
レスパイト入院とは、自宅で介護を受けている方に入院して頂き、ご家族に介護休息をとって頂くものです。介護を行うご家族の生活や気持ちを健全に保ち、介護を継続して行える環境を提供するための入院です。
行事・冠婚葬祭・介護者の体調不良・旅行など、一時的に介護休息を必要とする場合に利用でき、退院後はご自宅に戻り、再び介護を継続していただきます。
様々な理由によって、希望するレスパイト(休息)が取れない方が対象になります。なお、レスパイト入院は医療保険による入院となります。
レスパイト入院の対象
レスパイト入院のルール
- 入院期間は原則2週間までが目安となります。
- 入院中の他科受診は行っておりません。必要な受診は入院前日までにお願いいたします。
- 入退院する日は、原則 月曜日から金曜日(祝祭日除く)となります。
- 入院は原則午前10時30分まで、退院は午後5時までとなります。
- 事前におくすり手帳を確認しますが、持参薬についてご対応頂くことがあります。
- その他詳細についてはページ下の 様式「レスパイト入院についてのご説明」を表示する をクリックしてご確認ください。
相談・お問い合わせ先
入院の2週間前までに当院へご相談いただきますようお願いいたします。
当院かかりつけの患者さんの場合は5日前までにご相談ください。
自宅で介護を行っているご家族の皆さま
レスパイト入院は、必要な手続きや入院時の対応などわかりにくい面があります。
まずは、かかりつけ医・担当のケアマネジャー等の専門職種の方にご相談ください。
その上で、専門職種の方から当院へご連絡いただきますようお願いいたします。
かかりつけ医の皆さま
レスパイト入院では、先生方に診療情報提供書を頂きますと、スムースな入院につながります。
なお、レスパイト入院チェックリストや介護サービス情報の提供が必要となりますので、担当ケアマネジャー等とご相談させていただき、入院手続きを進めて参ります。
ケアマネジャー・訪問看護師等の関係職種の皆さま
ケアマネジャー・訪問看護師等のみなさまからのご相談につきましては、かかりつけ医の診療情報提供書(もしくはレスパイト入院への了承)を頂いた上で手続きを進めて参ります。
ご家族に「レスパイト入院についてのご説明」をご理解いただいた上で、「レスパイト入院チェックリスト」にご記入いただき、メール・FAX等でお早めにご送付ください。また、ご家族に署名頂いた「レスパイト入院についてのご説明」および介護サービス情報も同様に送付くださいますようお願いいたします。
・様式「レスパイト入院についてのご説明」を表示する(PDF:543 KB)
・様式「レスパイト入院チェックリスト」を表示する(PDF:508 KB)
【相談先】地域医療連携室 電話 093-223-0756 FAX 093-223-0301